ガンガンガガガンの不具合


Flashのゲームと比べて環境によるトラブルが非常に多いHTML5ゲームなんですが、ご多分に漏れずガンガンガガガンにも様々な問題が起きてます。まあパソコン上でブラウザがChromeだったら問題はないかなって感じ。そりゃまあ、こんだけHTML5をゴリ押ししてる総本山ですからトラブルが出てもらっては困る。

でもエラーを見てると「この呼出はもう対応しないからそのうちアラート出すぜ」みたいなのがあったりする。彼らは互換性を切り捨てて仕事を増やすのが仕事なんですかねえ。それでお金がもらえる人たちはいいけどさ。

スマホだと、サウンドが再生されない、最初の音が出ない、再生中に本体がリブートなんてことも起きてます。やれやれだぜ。

一番大きな問題は、Windows 10/64bit + Microsoft Edgeの場合にキー入力が入りっぱなしになる不具合。そもそもHTML5はキーやマウス入力を抽象化してないから処理はブラウザまかせなんだけど、Edgeの不具合はなんだか根深いような印象を受けるなあ。ちなみにこのバグは私のだけじゃなくて、どのゲームでも起きるはず。キー入力だけで四角形が移動する簡単なスクリプトでも再現したし、別の開発環境でJavaScriptに落としても起きたから。いや自信はないけど私のせいじゃないもん。違うもん。

なので前のエントリーでも書いたけど、HTML5+JavaScripでインタラクティブなものを仕事でやってる人は対応で死ぬんじゃないかなあ。「とりあえず動けばオッケー教」の教義をクライアントさんは納得してるの?もしかしてぐいんと上に移動してくるバナー広告くらいしか使いみちがないのこの技術?

オープンだエコシステムだと言ってるわりにはブラウザ作ってるところが囲い込みばかりやってて、気に入らない技術は排除して自分の環境で動きさえすれば問題なしって風潮は、あんまり好きになれないですよ。これじゃマニア向けの趣味にはなっても文化は育たないぞー。

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